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第25回となる「懐かしきドーナツ盤」。本日は,如何にも柔軟にポップ・ミュージックに接していた少年期の僕らしいと言うか,現在の僕であれば気には留めるにせよ,まず手を出すことはないであろう実にUS然としたこの曲を。
 
Starship - We Built This City - 1985
 
1996年に「ロックの殿堂」入りを果たしたジェファーソン・エアプレインの元メンバーによって結成されたジェファーソン・スターシップからミッキー・トーマス,グレイス・スリックを中心に派生したスターシップの 1st アルバム Knee Deep in the Hoopla からの 1st シングル。全英最高12位,全米では見事No.1を記録した。
 
「シスコはロック・シティ」という何とも恥ずかしい邦題が示すように,80年代のサンフランシスコ・サウンドの象徴的1曲として紹介されることも多いが,メンバーによれば特にサンフランシスコを意識して書かれた曲ではなく,曲中に挿入されたレス・ガーランドのMC中に「ゴールデン・ゲート・ブリッジ」や「ベイエリアのロック・シティ」といった表現が聴かれることから次第に「ロック・シティ=サンフランシスコ」というイメージが拡大していったんだとか。
 
 
冒頭に述べた通り,お世辞にも現在の僕の嗜好にフィットしているとは言えないものの,メリハリのあるクリアなサウンド・デザインとミッキー・トーマスによるハイトーンなヴォーカリゼーションが生み出す潔い爽快感は確かに聴いていて気持ちがいい。
 
交通機関としては唯一史跡登録リストに掲載されているサンフランシスコのケーブルカーの廃止が検討された際,この曲を使った大々的な市民キャンペーンによってその存続が決定されたり,NFLのサンフランシスコ49ersのホームであるリーバイス・スタジアムで常に熱狂的な大合唱を引き起こすなど,今なおご当地ソングとしての圧倒的な存在感を放つ一方,GQ誌の「人類史上最悪の1曲」に認定され,ローリング・ストーン誌による The Worst Songs of the 1980s では堂々第1位にランクされるなど不名誉な記録もまた枚挙に暇がない。
 
あからさまな大衆迎合,ポップ路線への転換がコアなファンの逆鱗に触れたという見方もできなくはないが,小難しいことは考えずに頭を空にしてこうした楽曲に耳を傾けてみるのもたまにはいいのかもしれない。
 
 
 

We Built This City

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第 25 回となる「懐かしきドーナツ盤」。本日は,如何にも柔軟にポップ・ミュージックに接していた少年期の僕らしいと言うか,現在の僕であれば気には留めるにせよ,まず手を出すことはないであろう実に US 然としたこの曲を。   Starship - We Built T...
必死の捜索にもかかわらず,結局 You Win Again の消息は途絶えたまま。事件発覚から既に3日が経過。被害者の安否が懸念されているところではあるが,本日は捜索中に発掘された「懐かしきドーナツ盤」を取り上げよう。
 
Belinda Carlisle - Mad About You - 1986
 
ゴーゴーズ解散の翌年,セルフ・タイトルを施してリリースされたベリンダ・カーライルの 1st ソロ・アルバム Belinda からの 1st シングル。後のバンド再結成までの期間,各々ソロ活動を展開することになるゴーゴーズのメンバーの中では出世頭となったベリンダの初ヒットとなり,全英最高67位,全米最高3位を記録した。
 
 
MTV世代の僕にとってベリンダと言えばやはり1987年に英米でNo.1を記録した Heaven Is a Place on Earth,あるいはその後の低迷期に当時隆盛を極めたPLAYBOY誌で披露された見事な肢体の印象が強いわけだが,ゴーゴーズの存在すら知らなかった少年期の僕が殊更手が込んでいるとも言えないこの曲のドーナツ盤の購入に至ったのは,シンプルさゆえに際立つメロディの良さと何とも言えぬ憂いを帯びたベリンダの歌声に惹かれてのことだったのだろう。
 
当初はゴーゴーズの 4th アルバムのために書かれていたようだが,Belinda用にレコーディングされたこのシングルのクレジットには,ギターを担当した元デュラン・デュランのアンディ・タイラーやこのシングル・リリースの3週間前にベリンダと結婚した夫のモーガン・メイソンなどなかなか興味深い名が並んでいる。
 
さて,ここで入江たのし氏によるこのドーナツ盤のライナーの一部を引用しておこう。
 
「4年程前に Go-Go's がデビューした時に,リード・ヴォーカルのベリンダ・カーライルの写真を見てふと思ったことがある。『誰かに似ているな…。』しかし明確な答えを出すことができないまま,ソロで活動することになった彼女を見て思い出した。中学生の頃にペンパルだった,ポーランドの女のコにそっくりだという事だった。~中略~ 決して美人とは言えない太めの女のコの写真を見て,白人とは背が高く長足で,カッコイイものだという固定観念を持っていたボクは,ちょっぴりショックでもあり,がっかりしたものだ…」
 
これは暗にベリンダの容姿をディスっているということになるのだろうが,こうした意味のない(失礼!)記述で1曲のライナーを成立させられる時代だったという事実が微笑ましくもあり…。もっとも,氏には是非2001年8月のPLAYBOY誌をご覧いただきたいところではある…(笑)
 
 
 

Mad About You

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必死の捜索にもかかわらず,結局 You Win Again の消息は途絶えたまま。事件発覚から既に 3 日が経過。被害者の安否が懸念されているところではあるが,本日は捜索中に発掘された「懐かしきドーナツ盤」を取り上げよう。   Belinda Carlisle -...
第23回「懐かしきドーナツ盤」。クリスマス・イヴの今日は,もはやこの時期の風物詩とも言える WHAM! のこの曲を取り上げよう。  
 
WHAM! - Last Christmas - 1984
 
1984年,出世作となった 2nd アルバム Make It Big 収録曲の Everything She Wants との両A面シングルとしてリリースされた80年代UK屈指のラヴ・ソング。デンマーク,スウェーデン,アイスランド,スロベニア,さらにはここ日本でもNo.1を記録,意外にも全米で最高25位,全英で最高2位止まりながら,毎年,冬になると必ず各国のナショナル・チャート上位に顔を出すクリスマス・シーズンの定番中の定番だ。
 
WHAM!名義ながら実際にはジョージ・マイケルによるセルフ・プロデュースで,トラックのプログラミングを含む全てのレコーディングが彼一人の手で行われた。
 
 
「この曲と共にロマンティックな夜を…」とか「素敵なカップルたちにこの曲を…」とか,おそらく今日は日本中でこの曲が流れることになるのだろうが,僕が声を大にして言いたいのは,これが実は惨めな失恋ソングだということ。
 
去年のクリスマス,「僕」が「彼女」に捧げたハートが
翌日には捨てられたって歌ですよ!
 
本気だった「僕」が自分は何てバカだったのかって
猛烈に反省している歌ですよ!
 
ズタズタに傷付いてしまった「僕」は,その傷を見せまいと,
「彼女」の氷のように冷たい心から隠れて
過ごすことを心に誓ってしまうという歌なんですよ!
 
もちろん,名曲であることに異論の余地はないわけだが,この曲をロマンティックと評する安直なレヴューにはさすがの僕も失笑を禁じ得ないというね…(苦笑)
 
 
現在,一般に流通している Pudding Mix と呼ばれるエクステンデッド・ヴァージョンには如何にも後付けといった違和感があるものの,ジョージのパフォーマンスは本当に素晴らしい。
 
 
 

Last Christmas

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第 23 回「懐かしきドーナツ盤」。クリスマス・イヴの今日は,もはやこの時期の風物詩とも言える WHAM! のこの曲を取り上げよう。     WHAM! - Last Christmas - 1984   1984 年,出世作となった 2nd アルバム ...
第22回「懐かしきドーナツ盤」。急遽決まった「懐かしきドーナツ盤」月間の最後を飾るのは,ソロ作品としては今のところ自身最大のヒット・シングルとなっているダリル・ホールのこの曲。
 
Daryl Hall - Dreamtime - 1986
 
1986年の 2nd ソロ・アルバム Three Hearts in the Happy Ending Machine からの 1st シングルで,意外にもソロ名義ではこの曲が唯一の全米トップ10ヒット。
 
2014年に「ロックの殿堂」入りを果たしたホール&オーツのブルー・アイド・ソウルとは明らかに一線を画すポップなサウンド・デザインはこの曲のプロデュースを担当したユーリズミックスのデイヴ・スチュワートの手腕に依るところが大きかったのだろうと思われるが,ソロ初期のシングルの中では確かに最もヒット・ポテンシャルの高いシングルだったとは言えるだろう。
 
 
もっとも,改めて聴き返してみても(楽曲の良し悪しは別にして)大袈裟なメロディがやや鼻につくこの曲が現在の僕の嗜好にフィットしているとは言い難く,ポップ・ミュージックに開眼したばかりの小学生の僕の好みが色濃く反映された1枚だとは言えそうだ。
 
2007年にこの世を去った後も多くのヒット曲と共に今なおカルト的な人気を誇る某日本人女性ミュージシャン(僕は全く良さを見出すことができないが)の 6th シングルがこの曲に酷似している(僕自身は完全にパクリだと確信しているが)というのもよく知られている話だが,それはまたいずれ別の機会に述べるとしよう。
 
 
 

Dreamtime

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第 22 回「懐かしきドーナツ盤」。急遽決まった「懐かしきドーナツ盤」月間の最後を飾るのは,ソロ作品としては今のところ自身最大のヒット・シングルとなっているダリル・ホールのこの曲。   Daryl Hall - Dreamtime - 1986   1986...
第21回「懐かしきドーナツ盤」。少々意味不明なチョイスとなった前回の口(耳?)直しというわけでもないが,今日はビルボードのアダルト・コンテンポラリー・チャートで80年代最大のヒット曲となった珠玉の1曲。
 
Kool and the Gang - Cherish - 1985
 
ジェームス・“JT”・テイラー加入後のポップ路線で80年代前半にヒットを量産したクール&ザ・ギャングの 16th アルバム Emergency からの 3rd シングル。冒頭に触れたアダルト・コンテンポラリー・チャートでは6週に渡ってNo.1をキープ,レギュラー・チャートでも全英最高4位,全米最高2位を記録した80年代屈指のラヴ・バラードだ。

 
まるで年代物のワインか何かを思わせるような落ち着いた大人のトーンを醸すこのメロウな逸品に手を伸ばすあたり,小学生の僕もずいぶん背伸びをしていたものだと少々恥ずかしくもなるが,それもこの曲が世代を問わず(ローティーンだった僕を含めて)多くのリスナーの胸を打つ「普遍的」な魅力を湛えていたということなのだろう。

さて,ここからは完全に余談。
 
この曲のタイトルにもなっている Cherish は極めて美しく魅力的な単語だと僕は思っているが,洋楽歌詞和訳・ときどき邦楽英訳(意訳)で管理人のいしたにみさお氏がその Cherish について非常に興味深い記述をされているのでここに引いておきたい。
 
「『Cherish』で思い出すのがローマの休日,ラストシーンの名台詞『I will cherish my visit here in my memory as long as I live.』『ローマは忘れ得ぬ街となるでしょう』という訳は本当に凄い。美しい。凄いと思います。『cherish』っていうのが心の奥底で大切に持ち続けてるっていう感じやからそれが美しい日本語にピッタリはまっているんですね。素晴らしいです。」
 
僕はこの記述に見られる氏の感性こそが素晴らしく,また美しいと思う。
 
 
 

Cherish

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第 21 回「懐かしきドーナツ盤」。少々意味不明なチョイスとなった前回の口(耳?)直しというわけでもないが,今日はビルボードのアダルト・コンテンポラリー・チャートで 80 年代最大のヒット曲となった珠玉の 1 曲。   Kool and the Gang - Che...
第20回「懐かしきドーナツ盤」。今日は,そもそも小学生の僕がなけなしの小遣いで何でまたこんな妙なドーナツ盤を購入してしまったのか,いまだにその理由がよくわからない珍盤中の珍盤。
 
The J. Geils Band - Fright Night - 1985
 
J・ガイルズ・バンドによる1985年の米映画「フライト・ナイト」のテーマ・ソング。
 
1981年の世界的ビッグ・ヒット Centerfold(邦題:「堕ちた天使」) によってここ日本でも一発屋の代名詞的存在として扱われることが多い J・ガイルズ・バンドだが,ポップ・ミュージックに開眼したばかりの小学生だった僕がそんなことを知るはずもなく,おそらくは単なる興味本位で購入したものだろう。(あるいは深夜のラジオか何かで耳にしたのかもしれないが。)
 
映画の方はカルト的支持を集めてホラー映画としては異例のヒット・シリーズとなった「チャイルド・プレイ」で知られるトム・ホランド監督によるコメディ・ホラーで,1985年のサターン賞では見事,ホラー映画賞・脚本賞・助演男優賞の3部門を受賞した。(これは本記事執筆に際して調べてみたところそうだったというだけの話で,僕自身はこの映画を観ていないし,観るつもりもないし,加えてこの手のジャンルには全く興味もない。)
 
 
これを機に聴き返してはみたものの,この主題歌にもやはり取り立てて新鮮な感動はなし。
 
考えてみると,最高91位を記録した全米を除けば全て圏外,セールス的にも大惨敗だったこの曲がここ日本でシングル・リリースされていたというのも驚きの事実だが,なぜか小学生の僕が購入に至り,そのドーナツ盤が今日まで奇跡的なコンディションで保管されているというのもまた驚愕の黒歴史だと言える。
 
多くの謎を残しつつ,この不思議なドーナツ盤は代々受け継がれていくことだろう…(苦笑)
 
 
 

Fright Night

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第 20 回「懐かしきドーナツ盤」。今日は,そもそも小学生の僕がなけなしの小遣いで何でまたこんな妙なドーナツ盤を購入してしまったのか,いまだにその理由がよくわからない珍盤中の珍盤。   The J. Geils Band - Fright Night - 1985 ...
…というわけで(←どういうわけだ?)今月は急遽「懐かしきドーナツ盤」月間に決定。第19回となる今日は,1984年に全英No.1を記録してデッド・オア・アライヴ,そしてピート・バーンズの名を広く世に知らしめたこのシングル。
 
Dead or Alive - You Spin Me Round (Like a Record) - 1984
 
一大出世作となった1985年の 2nd アルバム Youthquake からのリード・シングルで,その後,Hi-NRGの隆盛と共に80年代後半のUKミュージック・シーンを席巻していくことになるストック,エイトキン&ウォーターマンにとっても初のUK No.1ヒット。実に17週をかけてNo.1に到達したUKのほか,スイス,アイルランド,カナダでNo.1,全米でも最高4位を記録して彼らの世界進出の足掛かりとなった。
 
 
ルーサー・ヴァンドロスの I Wanted Your Love とリトル・ネルの See You 'Round Like a Record にインスパイアされたピートが何度も歌い直しながら書き上げたというこの曲は,当初,レーベル側に全く受け入れられず,ピートが借金に奔走してレコーディングを完了したんだとか。
 
それにしても,この強烈なビートに映えるピートのパワフルなパフォーマンスはまさに圧巻。
 
Brand New lover,Turn Around & Count 2 Ten がバンドの双璧だと僕は今でも思っているが,この曲を彼らのベストに挙げるリスナーが多いというのも頷ける話ではある。
 
 
 

You Spin Me Round (Like a Record)

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…というわけで(←どういうわけだ?)今月は急遽「懐かしきドーナツ盤」月間に決定。第 19 回となる今日は, 1984 年に全英 No.1 を記録してデッド・オア・アライヴ,そして ピート・バーンズ の名を広く世に知らしめたこのシングル。   Dead or Aliv...
前回に続き「懐かしきドーナツ盤」。第18回の今日は,Take on Me のメガ・ヒットで一躍世界的なスターダムへと駆け上がった a-ha のこの曲を取り上げよう。
 
a-ha - I've Been Losing You - 1986
 
件の Take on Me のヴィジュアル・イメージによって既にアイドル的な人気を博していた彼らが「脱・アイドル」を期した1986年の 2nd アルバム Scoundrel Days からの 1st シングル。
 
マグスとポール・ワークターの2人が初めてプロデュースを担当してソリッドなバンド主体のサウンド・デザインとなった Scoundrel Days そのものに対する僕の評価は極めて低いのだが(本ブログでも何度か述べていることだが,彼らの真価が発揮されるのは 4th アルバム East of the Sun, West of the Moon 以降だったと個人的には考えている)全世界で1,100万枚を超えるスーパー・セールスを記録したこの曲だけはやはり別格。
 
 
雨じゃなかったんだ/君の瞳の輝きを/すっかり洗い流してしまったのは/
ベッドの横のテーブルに/銃を置いて/僕は/気付くべきだった/
 
雨じゃなかったんだ/何の関係もなかった/僕のせいじゃないと誓えればまだよかった/
 僕の行動の全てが/冷淡で/手遅れだったのは/火を見るより明らかだ…
 
多分に曲中の主人公による女性の「殺害」を連想させる陰鬱なリリックとハードなサウンド,そして何よりモートン・ハルケットの鬼気迫るヴォーカリゼーションは圧巻。(真偽は不明だが,ポールが満足できずにリテイクを重ねる中,ウンザリしたモートンが自嘲気味に歌い放ったテイクが採用されたという逸話も残されている。)
 
商業的な成功は意外と言えば意外にも思えるが,とかくファルセットにばかり注目が集まりがちなモートンがシーン屈指のシンガーであることを世に知らしめた1曲だとは言えよう。
 
 
 

I've Been Losing You

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前回に続き「懐かしきドーナツ盤」。第 18 回の今日は, Take on Me のメガ・ヒットで一躍世界的なスターダムへと駆け上がった a-ha のこの曲を取り上げよう。   a-ha - I've Been Losing You - 1986   ...
第17回となる「懐かしきドーナツ盤」。今日は,いずれ取り上げると宣言しながら,実に3年以上も放置してしまっていたトンプソン・ツインズのこの曲を。
 
Thompson Twins - Lay Your Hands on Me - 1984
 
全英最高5位,全米でも最高20位を記録した1985年の 5th アルバム Here's to Future Days からのリード・シングル。
 
本人たちが出演したmaxellのカセット・テープのテレビCMにも使用されたことでここ日本でもスマッシュ・ヒットとなり,1985年のライヴエイド出演をきっかけとして徐々に拡大していた彼らの人気を後押しすることとなった。(いや,しかし,カセット・テープという言葉に時代を感じずにはいられない…。僕が小学生の頃はインターネットは疎かPCすら普及していなかったから情報源は雑誌と深夜のラジオ,音源の再生手段は専らドーナツ盤かカセット・テープで,中学生になってようやくCDの普及が始まったという塩梅。つくづく便利な世の中になったものだと思う…。)
 
 
元々はフロント・マンのトム・ベイリーとアレックス・サドキンによるプロデュースで1984年にヨーロッパとオーストラリアでリリースされたシングルだったが,翌年,当時の超売れっ子プロデューサーだったナイル・ロジャースが手を加えたヴァージョンが再リリースされて全米最高6位を記録,アルバムにはこちらが収録された。
 
グローバルとでも言えばいいか,UKという枠を大きく飛び越えた何とも雄大なサウンド・デザインとナイル・ロジャースのアイディアで加えられたというゴスペルチックなコーラスが胸を打つ,トリオ時代の彼らのキャリア屈指の名曲と言えるだろう。
 
 
 

Lay Your Hands on Me

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第 17 回となる「懐かしきドーナツ盤」。今日は, いずれ取り上げると宣言しながら ,実に3年以上も放置してしまっていたトンプソン・ツインズのこの曲を。   Thompson Twins - Lay Your Hands on Me - 1984   全英最...
3回連続となる「懐かしきドーナツ盤」,第16回の今日は,ノルウェー出身の3人組 a-ha が1985年に放った全米1位・全英最高2位のメガ・ヒット。

a-ha - Take on Me - 1985
 
この曲もまた,既にこのブログで取り上げている1曲ではあるが,今回は「懐かしきドーナツ盤」として再登場。
 
 
過去に述べているように,4th アルバム East of the Sun, West of the Moon 以降,急速にアーティスティックな変貌を遂げる彼らの楽曲としてはむしろ異色のナンバーと言えるかもしれないし,実際,90年代以降の彼らのサウンドの方が遥かに僕好みでもあるのだが,あまりにも有名なこの曲のイントロ,そして驚異的な音域を誇るモートンのファルセットのインパクトはやはり強烈。
 
実写とロトスコープによるアニメーションという,当時としては斬新な手法のMVも話題となった。
 
今日は2015年ノーベル平和賞記念祝賀コンサートでの胸躍る Kygo Mix と共に。
 
  
 
 
 

Take on Me: Reprise

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3 回連続となる「懐かしきドーナツ盤」,第 16 回の今日は,ノルウェー出身の 3 人組 a-ha が 1985 年に放った全米 1 位・全英最高 2 位のメガ・ヒット。 a-ha - Take on Me - 1985   この曲もまた, 既にこのブログ...
予告通り,前回から3回連続投稿予定の「懐かしきドーナツ盤」。第15回となる今日は,僕が最も好きなアーティストの1人であるジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーによるポップ・デュオ,WHAM! のこの曲。

WHAM! - Freedom - 1984
 
既にこのブログで述べているように,小学生の僕がポップ・ミュージックに開眼するきっかけとなった1曲であり,その後の僕の嗜好を決定づけた1曲でもある。


オフィシャルな記録によれば,年間でも10位となったUK,アイルランド,アイスランドでNo.1,ベルギー,オランダで最高2位,ポルトガルで最高5位を記録するなどヨーロッパを席捲したほか,カナダで最高5位,オーストラリアとビルボードでは共に最高3位にランクインして彼らの世界進出の足掛かりとなった。

今も変わらぬ僕のフェイヴァリット,The Final に収められているヴァージョンにはオルタネイト・エンディングが採用されており,終盤,ファンキーなホーン・セクションとジョージのパワフルなヴォーカルとの絶妙な掛け合いを楽しむことができる。

 
 

Freedom: Reprise

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予告通り,前回から 3 回連続投稿予定の「懐かしきドーナツ盤」。第 15 回となる今日は,僕が最も好きなアーティストの 1 人であるジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーによるポップ・デュオ, WHAM! のこの曲。 WHAM! - Freedom - 198...
My Mine - Can Delight - 1986
 
懐かしきドーナツ盤,第14回の今日は,1980年代半ばにヨーロッパを中心に活躍したイタリアの3人組,マイ・マインによるスマッシュ・ヒット。

1983年の Hypnotic Tango と並ぶ彼らの代表曲で,ポップ・ミュージックに開眼した小学生の僕の嗜好に大きな影響を与えた1曲だ。(当時の僕の嗜好に決定的な影響を与えたのはこの曲を含めて3曲,残りの2曲は次回,その次と,そのドーナツ盤を紹介しよう。)

 
今聴き返してみるとさすがに古さは否めない(というか,現在のミュージック・シーンでヒットする要素は皆無と言っていい)が,イントロのギター音やシンセ音,如何にも日本人好みの哀愁漂うメロディ・ラインと甘いヴォーカルは,まさに「これぞ 80's イタロ・ディスコ!」といった仕上がり。
 
デジタル音源の入手が僕の切なる願いなのだが,きっとそれも叶うことはないのだろう。
 
 
 

Can Delight

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My Mine - Can Delight - 1986   懐かしきドーナツ盤,第 14 回の今日は, 1980 年代半ばにヨーロッパを中心に活躍したイタリアの 3 人組,マイ・マインによるスマッシュ・ヒット。 1983 年の Hypnotic Tang...
第13回「懐かしきドーナツ盤」。今日は,解散から実に18年振りとなる2008年の再結成後,5枚のスタジオ・アルバムをリリースしているザ・ブロウ・モンキーズのこの曲。

The Blow Monkeys - It Doesn't Have to Be This Way - 1987
 
1987年の 3rd アルバム She Was Only a Grocer's Daughter からの 1st シングルで,全英最高5位を記録したバンド屈指のヒット曲だ。
 
「俺たちは誰の真似もしていない。俺たちのサウンドは完全なオリジナルなんだ」とは,このシングルのリリース時にNMEに掲載されたDr. ロバートの言葉だが,その尖ったアティテュードゆえか,豊富な知識に裏打ちされたロバート独特のポップ・センスは,いまだ余りに過小評価されているものと個人的には思っている。
 
 
もっとも,僕自身,そのスタンスについて言及すれば,ほぼ同時期にNMEに掲載された「自分たちがオリジナルだなんて思っているヤツらはクレイジーだね。誰だって過去に聴いたメロディに影響を受けているはずだからね」というボーイ・ジョージの見解を支持せざるを得ないわけだが,いずれにせよ,この曲は80年代を代表するUKブルー・アイド・ソウルの逸品と言えよう。
 
 
 

It Doesn't Have to Be This Way

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第 1 3 回「懐かしきドーナツ盤」。今日は,解散から実に 18 年振りとなる 2008 年の再結成後, 5 枚のスタジオ・アルバムをリリースしているザ・ブロウ・モンキーズのこの曲。 The Blow Monkeys - It Doesn't Have to ...
久しぶりの「懐かしきドーナツ盤」。第12回となる今日は,1986年に本国フランスでミリオン・セラーを記録し,ここ日本でもスマッシュ・ヒットとなったデザイアレスのこの曲。

Desireless - Voyage Voyage - 1986
 
当時,小学生だった僕がこの曲を始めて耳にしたのは,ドーナツ盤のジャケットにも記されている ダイハツ ミラ Turbo のテレビCM。
 
 
改めて聴き返してみると,殊更特筆すべき点もないように感じてしまうのだが,如何にもニュー・ウェイヴ然としたシンセサイザーの音色,そして聞き慣れないフランス語の発音に惹かれるところがあったのだろう。
 
さて,ここで余談を2つ。
 
その①
実のところ,僕は自他共に認める狂信的なJOJOラーでもあるのだが,第3部「スターダストクルセイダーズ」および第5部「黄金の風」で重要な役割を担うジャン=ピエール・ポルナレフのヴィジュアル・イメージは実はこのデザイアレスが基になっているのではないかと考えている。
 
その②
僕はどうしてもフランス語の「R」の発音が好きになれない。純・日本男児たる僕の自国贔屓と言ってしまえばそれまでなのだが,僕は世界で最も美しく繊細な言語はフランス語でなく日本語だと思っている。
 
 
 

Voyage Voyage

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久しぶりの「懐かしきドーナツ盤」。第 12 回となる今日は, 1986 年に本国フランスでミリオン・セラーを記録し,ここ日本でもスマッシュ・ヒットとなったデザイアレスのこの曲。 Desireless - Voyage Voyage - 1986   当時,小学...
第11回「懐かしきドーナツ盤」。今日は,御歳68歳,今なお現役で活躍中のスティーヴ・ウィンウッドが1986年に放った全米No.1ソング。
 
Steve Winwood - Higher Love - 1986
 
1986年の 4th アルバム Back in the High Life からの 1st シングルで,スペンサー・デイヴィス・グループやトラフィックといったバンドでの活躍の後,ソロ活動に力を入れていたスティーヴにとっては初めての全米No.1ヒット。翌年のグラミー賞では見事 Record of the Year に輝いた。
 
 
パーカッシヴなトラックも印象的なこの曲,ポップというよりはむしろブルー・アイド・ソウルとでも呼べそうな名曲だと個人的には思っているが,今でもスティーヴの楽曲でお気に入りと言えるのは実はこの曲だけ…。
 
余談だが,レコーディングにはチャカ・カーンがゲストとして参加しており,パワフルなヴォーカルを披露している。
 
 
 

Higher Love

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第 11 回「懐かしきドーナツ盤」。今日は,御歳 68 歳,今なお現役で活躍中のスティーヴ・ウィンウッドが 1986 年に放った全米 No.1 ソング。   Steve Winwood - Higher Love - 1986   1986 年の 4th ...
第10回「懐かしきドーナツ盤」。今日は,カナダ出身のシンガー・ソングライター,コリー・ハートの一大出世作となったこの曲。
 
Corey Hart - Never Surrender - 1985

1985年の 2nd アルバム Boy in the Box からの 1st シングルで,本国カナダでは4週に渡ってNo.1,米ビルボードでも最高3位を記録した。
 
 
情熱溢れる若者らしくも,いささか抽象的に過ぎるリリックはさすがに現代にフィットしているとは言い難いものの,特にサビに聴かれるメロディの良さは感動的。アンディ・ハミルトンによるサックスも聴き応え十分だ。
 
 
 

Never Surrender

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第 10 回「懐かしきドーナツ盤」。今日は,カナダ出身のシンガー・ソングライター,コリー・ハートの一大出世作となったこの曲。   Corey Hart - Never Surrender - 1985 1985 年の 2nd アルバム Boy in the ...
第9回「懐かしきドーナツ盤」。今日は,英ミュージシャン,ポール・ハードキャッスルの 3rd アルバム Paul Hardcastle からの 1st シングルとなったこの曲。
 
Paul Hardcastle - 19 - 1985

ベトナム戦争と帰還兵のその後にフォーカスした強烈な反戦歌で,この曲のタイトルは,ベトナム従軍兵の平均年齢が19歳だったことを示している。(この平均年齢は現在では否定されている。)
 
ABCドキュメンタリーのナレーション,PTSDに苦しむ帰還兵のインタビュー音声とコーラスのみをファンク調のトラックに同期させるという,当時としては斬新な手法で制作されたこのセンセーショナルな1曲は,1985年のアイヴァー・ノヴェロ賞を受賞することとなった。
 
 
もっとも,当時,まだ小学生だった僕にこの曲のシリアスなテーマを理解できるはずもなく,ベトナム戦争の真実を知るのは,数年を経て世界史を学んでからのことではあるのだが。
 
 
 

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第 9 回「懐かしきドーナツ盤」。今日は,英ミュージシャン,ポール・ハードキャッスルの 3rd アルバム Paul Hardcastle からの 1st シングルとなったこの曲。   Paul Hardcastle - 19 - 1985 ベトナム戦争と...
第8回「懐かしきドーナツ盤」。今日は,ガールズ・バンドの先駆けとして80年代に一世を風靡したザ・バングルス。
 
The Bangles - Manic Monday - 1986

1986年の 2nd アルバム Different Light からの 2nd シングル。この曲が長い下積みを経験した彼女たちの初ヒットだ。
 
 
ライターとしてクレジットされているクリストファーなる人物の正体は,実は今年4月にこの世を去った天才・プリンスなのだが,
 
It's just another manic monday
I wish it was Sunday
Cause that's my funday
My I don't have to runday
It's just another manic monday
 
なるほど,強引に語順を変えて無理やり韻を踏んだサビのリリックといい,何ともラヴリーなメロディ,トラックといい,実に彼らしい1曲だ。い,いや,しかし…。単なる偶然ではあるのだが,ドーナツ盤を手にした愛音のどこか憂鬱そうな表情もこの曲にピッタリであるとは言えるかな…(苦笑)
 
 
 

Manic Monday

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第 8 回「懐かしきドーナツ盤」。今日は,ガールズ・バンドの先駆けとして 80 年代に一世を風靡したザ・バングルス。   The Bangles - Manic Monday - 1986 1986 年の 2nd アルバム Different Light ...
第7回「懐かしきドーナツ盤」。今日は,CBSソニーの露骨なゴリ押しによってここ日本でのみ瞬間的なブレイクを果たしたG. I. オレンジ。
 
G. I. Orange - Psychic Magic - 1985
 
この曲は「ときめき・ハート・パーティー」という,聞いているこちらが恥ずかしくなってくるようなネーミングで大々的に行われたプロモーションが功を奏して5週に渡ってオリコン1位を獲得した彼らの 2nd シングル。
 
 
「サイキック・オレンジってありますか?」と,バンド名と楽曲名を混同してレコード店員を困惑させたことを今でも鮮明に覚えているが,良くも悪くも思い出深い1曲。
 
昨年,日本限定で再結成ライヴを行ったというから驚きだ。
 
 
 

Psychic Magic

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第 7 回「懐かしきドーナツ盤」。今日は, CBS ソニーの露骨なゴリ押しによってここ日本でのみ瞬間的なブレイクを果たした G. I. オレンジ。   G. I. Orange - Psychic Magic - 1985   この曲は「ときめき・ハート・...
21日,ポップ・ロック史上最高の天才・プリンスが57歳という若さでこの世を去った。
 
スタジオを兼ねたミネアポリス近郊の自宅で意識不明の状態で発見され,そのまま死亡が確認されたという。ミネソタ州の司法当局は,死因特定のために遺体の解剖に着手したことを明かしたが,結果判明には数週間かかる可能性があるとしている。
 
冒頭に述べたように,僕は今なお彼こそがポップ・ロック史上,最高の天才にして最大の怪物だと信じて疑わない。

「最もリスペクトするミュージシャンは?」と訊かれれば迷わず彼の名を挙げるし,オール・タイム,オール・ジャンルで最も好きなアルバムにも Lovesexy を挙げる。無人島に1枚だけ持って行くならその Lovesexy を,仮に10枚の所持が許可されるなら Around the World in a Day,Parade,そして Sign O' the Times が加わることになる。
 
…と,ここまで書くと,本ブログの性質上,かなり意外に思われる読者の方も多いかもしれない。
 
もちろん,その10枚にはザ・スミスの The Queen Is Dead やニュー・オーダーの Substance も含まれるわけだが,彼らは僕のフェイヴァリットであってリスペクトの対象ではない。(僕のリスペクトは,例えばスティーヴィー・ワンダーやマドンナ,あるいは Dangerous までのマイケル・ジャクソンといった面々にこそ向けられる。)
 
話を戻そう。僕が初めて耳にした彼の楽曲は,1985年の 7th アルバム Around the World in a Day からの 1st シングルとなった Raspberry Beret だった。
 
Prince & The Revolution - Raspberry Beret - 1985
 
それまで耳にしたどんな曲にも聴かれなかった彼の独創的なサウンドとグルーヴは,ポップ・ミュージックに開眼したばかりの小学生だった僕に強烈なインパクトを与えた。
 
 
以来,今年1月にリリースされた Hit n Run Phase Two まで30年以上も彼のサウンドを追い続けることになるわけだが,彼の魅力について端的に書かれたドーナツ盤 Raspberry Beret のライナーを引用してこの記事の締め括りとしたい。
 
「『ビートルズが好きだわ,きっと。』アポロニアはさりげなく言ってのけた。プリンスに好きなアーティストなんているわけないと思って訊いてみたら,こんな答えが返ってきた。一瞬意外だと思ったけれど,新しいプリンス&ザ・レヴォリューションの音を聴いて納得した。もちろん,プリンスの音が『ビートルズっぽい』なんてことじゃない。プリンスみたいな天才のすることをカテゴライズしたり,予測したりすること自体馬鹿馬鹿しい。発想の自由さ,サイケデリックな音の色合いが,中期頃のビートルズを思わせるというだけだ。いずれにしろ,『パープル・レイン』に続くアルバム『アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ』が,この『ラズベリー・ベレー』を含んで,『期待を裏切り,それを超えるもの,今まで聴いたことのないサウンド』であることだけは間違いない。君の感性は自由なんだから,新しいものを恐れちゃいけない。すべての先入観を投げ出して,プリンス&ザ・レヴォリューションの音に全身をあずけることだ。」

稀代のポップ・スター,プリンスの冥福を祈る。

 
 

Raspberry Beret

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21 日,ポップ・ロック史上最高の天才・プリンスが 57 歳という若さでこの世を去った。   スタジオを兼ねたミネアポリス近郊の自宅で意識不明の状態で発見され,そのまま死亡が確認されたという。ミネソタ州の司法当局は,死因特定のために遺体の解剖に着手したことを明かしたが,...