It Doesn't Have to Be This Way

13回「懐かしきドーナツ盤」。今日は,解散から実に18年振りとなる2008年の再結成後,5枚のスタジオ・アルバムをリリースしているザ・ブロウ・モンキーズのこの曲。

The Blow Monkeys - It Doesn't Have to Be This Way - 1987
 
1987年の 3rd アルバム She Was Only a Grocer's Daughter からの 1st シングルで,全英最高5位を記録したバンド屈指のヒット曲だ。
 
「俺たちは誰の真似もしていない。俺たちのサウンドは完全なオリジナルなんだ」とは,このシングルのリリース時にNMEに掲載されたDr. ロバートの言葉だが,その尖ったアティテュードゆえか,豊富な知識に裏打ちされたロバート独特のポップ・センスは,いまだ余りに過小評価されているものと個人的には思っている。
 
 
もっとも,僕自身,そのスタンスについて言及すれば,ほぼ同時期にNMEに掲載された「自分たちがオリジナルだなんて思っているヤツらはクレイジーだね。誰だって過去に聴いたメロディに影響を受けているはずだからね」というボーイ・ジョージの見解を支持せざるを得ないわけだが,いずれにせよ,この曲は80年代を代表するUKブルー・アイド・ソウルの逸品と言えよう。
 
 
 

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