Flyte Tyme

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SOUL'd OUT - Flyte Tyme - 2003
 
以前,述べたことでもあるが,J-ROCK・J-POP にジャンルを限定すれば,
2006年の 9th シングル「イルカ」がオール・タイムで僕が最も好きな1曲ということになるのだが,
2014年の解散後も SOUL'd OUT は変わらず僕の大のフェイヴァリット。
 
メジャー・デビュー・シングル「ウェカピポ」ではまだそこまでではなかった
僕の彼らへの評価を決定づけたのは,2nd シングルとなったこの Flyte Tyme だった。
 
何と言っても,冒頭,いきなり炸裂する強力なライムのインパクトが凄まじい。
 
WA! シュビドゥビドゥバ FEEL ME TONIGHT
WA! シュビドゥビドゥバ FEEL ME TONIGHT
WA! シュビドゥビドゥバ FEEL ME TONIGHT
C'MON Y'ALL
AND WE CAN FEEL SO GOOD TOGETHER
 
いや,何が凄いかって,
シュビドゥビドゥバだよ,シュビドゥビドゥバ!!!
 
彼らに対する批判の多くはこれをダサいと受け取るリスナーによるものなのだろうが,
文字にするとここまでダサいリリックをここまで流麗に聴かせる
Diggy MO' の圧倒的な滑舌,スキルはやはり唯一無二。
 
加えて,当初は他アーティストへの提供を前提に制作されていたという
Shinnosuke のトラックも問答無用の素晴らしさ。
 
思うに,Shinnosuke の才気溢れるトラックがあればこそ,ダサさと紙一重,
ギリギリのラインに踏み止まって彼らの楽曲は僕の胸を打っていたのだな,と。
(事実,Diggy MO' のソロ作はハッキリ言ってダサいし,活動を再開した
EdgePlayer に至ってはもう何をか言わんやといったところ。)
 
適切な表現ではないかもしれないが,これも特異なスキルを持つ3人の
ケミストリーが引き起こした一種のバンド・マジックだったと言えるのかもしれない。
 
SOUL'd OUT - Flyte Tyme - 2003
 
以前,述べたことでもあるが,J-ROCK・J-POP にジャンルを限定すれば,
2006年の 9th シングル「イルカ」がオール・タイムで僕が最も好きな1曲ということになるのだが,
2014年の解散後も SOUL'd OUT は変わらず僕の大のフェイヴァリット。
 
メジャー・デビュー・シングル「ウェカピポ」ではまだそこまでではなかった
僕の彼らへの評価を決定づけたのは,2nd シングルとなったこの Flyte Tyme だった。
 
何と言っても,冒頭,いきなり炸裂する強力なライムのインパクトが凄まじい。
 
WA! シュビドゥビドゥバ FEEL ME TONIGHT
WA! シュビドゥビドゥバ FEEL ME TONIGHT
WA! シュビドゥビドゥバ FEEL ME TONIGHT
C'MON Y'ALL
AND WE CAN FEEL SO GOOD TOGETHER
 
いや,何が凄いかって,
シュビドゥビドゥバだよ,シュビドゥビドゥバ!!!
 
彼らに対する批判の多くはこれをダサいと受け取るリスナーによるものなのだろうが,
文字にするとここまでダサいリリックをここまで流麗に聴かせる
Diggy MO' の圧倒的な滑舌,スキルはやはり唯一無二。
 
加えて,当初は他アーティストへの提供を前提に制作されていたという
Shinnosuke のトラックも問答無用の素晴らしさ。
 
思うに,Shinnosuke の才気溢れるトラックがあればこそ,ダサさと紙一重,
ギリギリのラインに踏み止まって彼らの楽曲は僕の胸を打っていたのだな,と。
(事実,Diggy MO' のソロ作はハッキリ言ってダサいし,活動を再開した
EdgePlayer に至ってはもう何をか言わんやといったところ。)
 
適切な表現ではないかもしれないが,これも特異なスキルを持つ3人の
ケミストリーが引き起こした一種のバンド・マジックだったと言えるのかもしれない。
 
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Luca Sestak - NEW WAY - 2014
♯12 Key Engine
 
ドイツ生まれのブギウギ・ピアニスト,ルカ・セスタクの 2nd アルバム NEW WAY 収録曲。
 
WHAM! との出会いでポップ・ミュージックに開眼,結果,クラシック畑から
大きく道を踏み外すことになったとは言え,根はピアノ少年,
こうしたユニークなピアニストの演奏にはやはり胸躍らされるものがある。
 
所謂ブギ・スタイルには決して明るいとは言えない僕が言うのも何だが,
クラシックの素養を十二分に感じさせながら炸裂する超絶スキルはまさに圧巻。
 
僕自身は,昨年アップされたライヴ動画 Key Engine で NEW WAY の
存在を知ることになったわけだが,この時,ルカは23歳,
その NEW WAY リリース時には若干19歳だったというから驚きだ。
 
大のレッスン嫌いで如何にサボるかばかりを考えていた僕には
到底及びもつかない世界だが,こういう演奏を聴くと,
もう一度,真摯に鍵盤に向かってみるのも悪くないのかとも思う。
 

Key Engine

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Luca Sestak - NEW WAY - 2014 ♯12 Key Engine   ドイツ生まれのブギウギ・ピアニスト,ルカ・セスタクの 2nd アルバム NEW WAY 収録曲。   WHAM! との出会いでポップ・ミュージックに開眼,結果,...
Ben Watt - Hendra - 2014
♯3 Spring
 
2014年4月,ソロ名義としては実に31年振り(!)にリリースされた 2nd アルバム,
Hendra からタイトル・トラック Hendra と共に先行公開された1曲。
 
もちろん,この曲に North Marine Drive のような輝きがあろうはずもない。
 
しかし,バーナード・バトラーの語るようなギター,そして,
ベン自身が奏でる美しいピアノの旋律に乗せてあくまで自然体で綴られる
この小作品には,深みと言おうか,熟成と言おうか,
ベンが重ねた歳月を感じさせる何とも言えぬ味わいがある。
 
僕の愛/この愛は/本物なんだ/僕の愛/まだ/終わってなんかいないんだよ…
 
穏やかなベンのヴォーカルが胸を打つ始まりの歌。
 
この曲とアルバム Hendra は,North Marine Drive と共に長く僕の愛聴盤となるだろう。
 

Spring

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Ben Watt - Hendra - 2014 ♯3 Spring   2014年4月,ソロ名義としては実に31年振り(!)にリリースされた 2nd アルバム, Hendra からタイトル・トラック Hendra と共に先行公開された1曲。   も...
New Order - (the best of ) New Order: US version - 1994
♯1 Let's Go (Nothing for Me)
 
2004年,NHK「トップランナー」のオープニングに採用されたことで耳にしたことのある
リスナーも多いかもしれないが,実はこれはかなりマニアックな1曲。
 
彼らが手掛けた1987年のB級映画 Salvation! のメイン・テーマがベースになっており,
この曲はそのテーマ・トラックに後から歌詞を乗せたもの。
 
哀愁漂うトラックはさすがニュー・オーダーと言ったところだが,言うまでもなく
この頃のバーニーのヴォーカルはもう壊滅的というか破壊的。
 (もっとも,それも含めてニュー・オーダーであるわけだが…。)
 
シングル・リリースはされておらず,サントラも廃盤,僕の知る限り,
現在入手できる音源は,US盤の (the best of) New Order のみとなっている。

Let's Go (Nothing for Me)

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New Order - (the best of ) New Order: US version - 1994 ♯1 Let's Go (Nothing for Me)   2004年,NHK「トップランナー」のオープニングに採用されたことで耳にしたこと...
The Smiths - The World Won't Listen - 1987
♯9 Money Changes Everything
 
傑作の誉れ高い 10th シングル Bigmouth Strikes Again の B-side に収録されていた
インスト・ナンバーで,1987年のコンピレーション・アルバム,
The World Won’t Listen の再リリース時に初めてCD音源化された。
 
強烈にインスパイアされたブライアン・フェリーがこのトラックにヴォーカルを乗せるという
「天才的なアイディア(ジョニー・マー)」で The Right Stuff をヒットさせたというのも
よく知られている話だが,ジョニーにとってのヒーローの一人でもあった
ブライアンはこの頃ジョニーを知らなかったんだとか。
 
B-side のインストとは言え,聴き応えは十分。
 
もっとも,モリッシーのヴォーカルで聴きたいというのが本音ではあるのだが…。


Money Changes Everything

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The Smiths - The World Won't Listen - 1987 ♯9 Money Changes Everything   傑作の誉れ高い 10th シングル Bigmouth Strikes Again の B-side に収録...
The Cranberries - Zombie - 1994

さて,そのクランベリーズ。

僕にとって最も印象深い1曲は,やはりこの Zombie ということになる。
(誤解のないように加えておくが「最も好き」ということではない。)

極めてベタな展開ではあるが,1992年のデビュー・シングル,
Dreams が僕とクランベリーズとの最初の出会い。
(正確に言えば,1994年の香港映画「恋する惑星」の中でフェイ・ウォンによる
カヴァーを耳にしたのが最初。オリジナルがクランベリーズであると知り,
同じく1994年に再リリースされたシングルを購入,
その後,1993年にリリースされた 2nd シングル Linger と
1st アルバム Everybody Else Is Doing It, So Why Can't We? を経て
僕のバンドへの信頼が確固たるものになった…という何とも凄まじい時系列。)

ともかくも,僕がバンドに対して抱いていたポップでアコースティックなイメージを
見事に踏襲した Ode to My Family,I Can't Be with You,Twenty One という
2nd アルバム No Need to Argue の冒頭3曲の後,
この Zombie が放ったインパクトはあまりに強烈だった。

おそらくはアイルランドのイースター蜂起を題材にしたであろう
ダークなリリックとヘヴィなサウンドはリスナーの期待を(良い意味で)
裏切るバンドの新機軸だったと言えよう。

もちろん,最大の魅力は鬼気迫るドロレスの歌唱ということになるわけだが,
驚くべきはライヴにおけるその再現性。

ゴスペルをベースにした確かな歌唱と独特の発声が彼女の魅力であったとは言え,
ここまで見事なパフォーマンスを聴かせられるシンガーはそうはいない。

改めて,この稀代の歌姫,ドロレス・オリオーダンの冥福を祈ろう。


Zombie

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The Cranberries - Zombie - 1994 さて,そのクランベリーズ。 僕にとって最も印象深い1曲は,やはりこの Zombie ということになる。 (誤解のないように加えておくが「最も好き」ということではない。) 極めてベタな展開では...
The Cranberries - In the End - 2019
♯1 All Over Now

結成30周年を迎えたクランベリーズの通算8作目にして最後のスタジオ・アルバム,
In the End の世界同時リリース(4月26日)がアナウンスされた。
 
昨年,急死したドロレス・オリオーダンが2017年までに書き溜めたデモを元に,
残されたメンバーと盟友・ステファン・ストリートがヴォーカル周りの
サウンドを構築しながらアルバムを仕上げたのだという。
 
既に先行シングル All Over Now のMVが公開されているが,
奇跡的とも言える高音域のヴォーカリゼーションの素晴らしさは言うに及ばず,
ドロレスはこの曲のような中・低音域における歌唱においても,
どこか歪んだ独特の緊張感を孕んだ実に見事なパフォーマンスを聴かせる。
 
余談だが,その唯一無二の歌唱だけでなく,何とも気が強そうな表情にどことなく
コケティッシュな魅力を湛えたドロレスのヴィジュアルが僕は今でも大好き。
(かつてカルバン・クラインのイメージ・キャラクターを務めたという事実が示すように,
彼女にはモデルとしても相当なポテンシャルがあったと個人的には思っている。)
 
決して誉められる最期ではなかったにせよ,惜しい才能を失ったものだとつくづく思う。
 

All Over Now

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The Cranberries - In the End - 2019 ♯1 All Over Now 結成30周年を迎えたクランベリーズの通算8作目にして最後のスタジオ・アルバム, In the End の世界同時リリース(4月26日)がアナウンスされた。 ...
a-ha - The Sun Always Shines on T. V. - 1985
 
1985年の記念すべきデビュー・アルバム Hunting High and Low からの 3rd シングル。
 (2nd シングル Love Is Reason が日本盤 Take on Me の B-side に収録されたため,
ここ日本でのみ 2nd シングルとしてリリースされた。)
 
楽曲の良し悪しとは直接関わりがないし,理由を問われても「何となく」としか
答えようがないのだが,僕はこの曲のサビの節回しが大好き。
 
ザ/サン/オールウェイズ/シャ~~~インズォン(←ココ)/ティーヴィー…
 
件の Take on Me の後ゆえ,シングルとしてのインパクトに欠けていた点は否めないが,
一聴して彼らと分かるサウンド・デザインは「らしい」と言えば実に a-ha らしい。
 
こちらも同じくノーベル平和賞記念パーティーでのパフォーマンスと併せて試聴されたし。
 
 

The Sun Always Shines on T. V.

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a-ha - The Sun Always Shines on T. V. - 1985   1985年の記念すべきデビュー・アルバム Hunting High and Low からの 3rd シングル。  (2nd シングル Love Is Reason が日本...
a-ha - Stay on These Roads - 1988
 
1988年にリリースされた同名アルバムからの 2nd シングル。
 
個人的には 4th East of the Sun, West of the Moon 以降,
次第に顕著になるアーティスティックなサウンド・デザインの方が
遥かに好きではあるが,過渡期とでも言えばいいか,
まだ青臭さとコマーシャリズムが残る Stay on These Roads も
トータリティの欠如に目を瞑ればかなりの秀作。
 
とりわけ,タイトル・トラックでもあるこの曲のトラックの美しさ,
そしてモートン・ハルケットの澄み切ったヴォーカルの素晴らしさは特筆モノ。
 
リリース当時と変わらぬモートンの美しい歌声で会場のオーディエンスを驚嘆させた,
2015年ノーベル平和賞記念祝賀コンサートにおける
圧巻のパフォーマンスも併せて試聴されたし。
 
 

Stay on These Roads

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a-ha - Stay on These Roads - 1988   1988年にリリースされた同名アルバムからの 2nd シングル。   個人的には 4th East of the Sun, West of the Moon 以降, 次第に顕著になるア...
4日,ザ・プロディジーのキース・フリントがこの世を去った。

「ニュースは本当なんだ。こんなことを言わなくてはいけないのが信じられないけど,
我々の兄弟であるキースは自ら命を断ってしまったんだ」
 
フロント・マン,リアム・ハウレットによる Instagram への投稿によって
自殺であったことが明かされており,エセックス警察署の報道官も
自宅で発見された「キースの死因に不審な点はない」と事件性を否定している。
 
The Prodigy - Breathe - 1996
 
当初はダンサーとしてバンドに加入したキースが初めてヴォーカルを担当した
3rd アルバム The Fat of the Land からの 2nd シングル。
 
The Fat of the Land は近代ロック史にその名を刻む傑作だと僕は今でも思っているが,
その究極のハイブリッド・アルバムの世界観を象徴していたのが
1st シングル Firestarter とこの曲だったと言えるだろう。
 
「深い悲しみと共に,我々の兄弟であり,親友だったキース・フリントの死を
報告しなければならない。彼は真のパイオニアにして革新者,そして伝説だった。
彼の死は永遠に惜しまれることになるだろう」
 
リアム・ハウレットとマキシムの2人はこう述べてもいるが,
Top of the Pops 出演後,ティーンエイジャーの保護者からの苦情が殺到したという
キースの特異なヴィジュアルもまた非常に印象的だった。
 
 
享年49歳,稀代のパフォーマー,キース・フリントの冥福を祈る。

Breathe

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4日,ザ・プロディジーのキース・フリントがこの世を去った。 「ニュースは本当なんだ。こんなことを言わなくてはいけないのが信じられないけど, 我々の兄弟であるキースは自ら命を断ってしまったんだ」   フロント・マン,リアム・ハウレットによる Instagram ...
Morrissey - California Son - 2019
♯6 It's Over
 
今年5月24日のリリースがアナウンスされているモリッシーの 12th アルバム,
California Son からロイ・オービンソンのカヴァーとなる It's Over の音源が公開された。
 
その California Son は,これまでにも様々なアーティストのカヴァーを披露してきた
モリッシーのキャリア初となるカヴァー・アルバムで,トラック・リストにはジョニ・ミッチェル,
ボブ・ディラン,ディオンヌ・ワーウィックなど興味深い名が並ぶ。
 
♯1 Morning Starship with Ed Droste of Grizzly Bear: Jobriath
♯2 Don't Interrupt the Sorrow with Ariel Engle of Broken Social Scene: Joni Mitchell
♯3 Only a Pawn in Their Game with Petra Haden: Bob Dylan
♯4 Suffer the Little Children: Buffy Sainte Marie
♯5 Days of Decision with Sammeer Gadhis of Young the Giant
♯6 It's Over with LP: Roy Orbinson
♯7 Wedding Bell Blues with Billie Joe Armstrong of Green Day & Lydia Night of The Regrettes
: The Fifth Dimension
♯8 Loneliness Remembers What Happiness Forgets: Dionne Warwick
♯9 Lady Willpower: Gary Puckett
♯10 When You Close Your Eyes with Petra Haden: Carly Simon
♯11 Lenny's Tune: Tim Hardin
♯12 Some Say I Got Devil: Mlanie
 
僕自身は,特にオリジナルに忠実なカヴァーというものにかなり懐疑的な立場にあるのだが,
過去に何度か述べているようにモリッシーのカヴァーだけは別(彼が歌うという,
ただそれだけでその楽曲が途方もない美しさを湛えることになるから)。
 
加えて,グリズリー・ベアのエド・ドロステやグリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング,
ブロークン・ソーシャル・シーンのアリエル・エングルなど,
かつての彼からは想像もできなかった面々がクレジットされているとあっては
否が応にもアルバムへの期待は高まろうというもの。
 
この It's Over を聴きながら,2ヵ月後の California Son リリースを楽しみに待つとしよう。
 

It's Over

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Morrissey - California Son - 2019 ♯6 It's Over   今年5月24日のリリースがアナウンスされているモリッシーの 12th アルバム, California Son からロイ・オービンソンのカヴァーとなる ...
m-flo - Hands - 2000
 
1st アルバム Planet Shining からのリード・シングル。
 
初期の m-flo のクリエイティヴィティはもはや神懸かりと言えるほどのものだったと
僕は今でも思っているのだが,5th シングルとなったこの曲は,
当時,僕が特に好んで聴いた1曲。
 
何とも印象的なピアノのリフと効果的に配されたストリングスが生み出す独特の浮遊感,
完璧なトラックをバックに映える LISA のラヴリーな歌唱。
 
惜しむらくは Verbal のラップ・パートが非常に耳障りだという点か。
(この曲に限らず,特に初期の楽曲においては彼のラップ・パートは
全く以って不要だったと個人的には思っている。)
 
好みの問題ではあるが,やはり LISA あっての m-flo だったと言えよう。
 

Hands

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m-flo - Hands - 2000   1st アルバム Planet Shining からのリード・シングル。   初期の m-flo のクリエイティヴィティはもはや神懸かりと言えるほどのものだったと 僕は今でも思っているのだが,5th シングルとな...
Peter Gabriel & Kate Bush - Don't Give Up - 1986
 
ピーター・ガブリエルの最高傑作は 5th アルバム So ということになっているし,
その So からの 1st シングル Sledgehammer は80年代を代表する
歴史的名曲と評されてもいるが,実のところ,僕は Sledgehammer はもちろん,
So のどこかいいのか今でもさっぱり理解できない。
 
あきらめないで/あなたには私たちがいるわ/
あきらめないで/あなたは打ち負かされたわけじゃない/
あきらめないで/私たちはみんな知っているの/
あなたは/きっと/うまくやれるって…
 
その So の中で僕が唯一好きなのがこの曲だが,それもピーターのソングライトよりも,
ケイト・ブッシュのあまりに感動的な歌唱に依るところが大きい。
 
「この曲にはアメリカのルーツ・ミュージックを参考にしたところがあって,
実はドリー・パートンに歌ってほしかったんだ。でも,ドリーに断られてしまってね。
まあ,よかったのかなとは思うけど(ピーター・ガブリエル)」
 
本当によかったと心から思う。
 

Don't Give Up

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Peter Gabriel & Kate Bush - Don't Give Up - 1986   ピーター・ガブリエルの最高傑作は 5th アルバム So ということになっているし, その So からの 1st シングル Sledgehamme...
EXIT TUNES PRESENTS Vocalostar feat. 初音ミク - 2009
♯17 from Y to Y - ジミーサムP
 
投稿後わずか3日で殿堂入りを果たし,2010年12月には見事ミリオンを達成した,
OneRoom ことジミーサムP最大のヒット曲。
 
切なくて胸が詰まる,しかし,まさに宝石のような名曲だ。
 
広いベッドで眠る夜はまだ明けない/
また一人で夢を見るよ/君の記憶を辿る夢を/
数えきれないほどの罪を重ねてきた/
その手に触れたこと/君の隣でそっと生きようとしたこと/
 
孤独の痛みで償うから/君の記憶にそっと居させて/
 
変わらない気持ちでまた出会えたら良いね/
そして手を繋ごう/そのときまで/「またね…」
 
少々恥ずかしい気がしなくもないのだが,どれだけ歳を重ねても,
僕は本当にこういう曲に弱い。
 
いや,しかし,この曲のリリースから既に10年,
なるほど僕も歳をとるわけだ…。
 

from Y to Y

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EXIT TUNES PRESENTS Vocalostar feat. 初音ミク - 2009 ♯17 from Y to Y - ジミーサムP   投稿後わずか3日で殿堂入りを果たし,2010年12月には見事ミリオンを達成した, OneRoom ことジミー...
George Michael - A Different Corner - 1986
 
WHAM! 時代のジョージ・マイケルがソロ名義でリリースしたキャリア屈指の名バラード。
 
1984年の Careless Whisper に続くこのシングルで,ジョージは 1st シングルから
2曲連続でNo.1を獲得したUK史上初のソロ・アーティストとなり,
また,ソングライト,アレンジ,全ての楽器演奏を含めた
セルフ・プロデュース作品でのNo.1獲得は,
スティーヴィー・ワンダーの I Just Called to Say I Love You に
次いでUK史上2曲目という快挙でもあった。
 
あの時/別の角を曲がってさえいれば/僕らは/決して出会うこともなかっただろうに…
 
胸を打つリリックとジョージの圧倒的な歌唱。
 
この時,ジョージは若干22歳,まさにイギリスが世界に誇るジーニアス・スーパースター,
その驚くべき才能の片鱗を見せつけるに十分な名曲だ。
 

A Different Corner

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George Michael - A Different Corner - 1986   WHAM! 時代のジョージ・マイケルがソロ名義でリリースしたキャリア屈指の名バラード。   1984年の Careless Whisper に続くこのシングルで,ジョ...
The Butterfly Effect - 2004
Starring: Ashton Kutcher, Melora Walters, Amy Smart

日記に書かれた過去へとタイムスリップする能力を持つ青年・エヴァンは,
愛するケイリーの命を救うため,過去に戻って「誤り」を修正しようと試みる。

エヴァンが過去を修正するたびに訪れるさらに残酷な未来,
そして次々と明らかになる恐るべき記憶…。

2004年のアメリカ映画,バタフライ・エフェクトは, カンヌを制した1994年の傑作,
パルプ・フィクションと並んで僕が最も好きな映画の一つだ。

全編クライマックスと言えるような圧倒的パワーと強烈なスピード感で
驚愕の展開を見せた後,この残酷な運命に挑み続けた男の物語は,
「映画史上,最も切ないハッピー・エンディング」と評される
あまりに感動的なラスト・シーンを迎えることになる。
 
Oasis - Stop Crying Your Heart Out - 2002
 
僕がこの映画を愛するのは,実はこのラスト・シーン,特にケイリーとすれ違う
エヴァンが最後に見せるあまりに切ない表情に依るところが大きいのだが,
バックで流れるオアシスの名曲 Stop Crying Your Heart Out によって,
この見事なラスト・シーンは言いようのない余韻を湛える。
 
UK最高2位を記録したバンド屈指の名バラード,
これもまた音楽の持つ大きな力の一つと言えよう。
 

Stop Crying Your Heart Out

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The Butterfly Effect - 2004 Starring: Ashton Kutcher, Melora Walters, Amy Smart 日記に書かれた過去へとタイムスリップする能力を持つ青年・エヴァンは, 愛するケイリーの命を救うため,...
The Smiths - The Queen Is Dead - 1986
♯3 I Know It's Over

歴史的傑作 The Queen Is Dead 収録曲中にあって一際印象的なバラード・ナンバー。
 
シングル化こそされていないものの,2004年のBBCリスナー投票では
見事「人生を救った曲(!)」第1位に選出されている。
 
終わってしまったことだと分かっているけど/
でも/それが始まってさえいなかったってことも分かっている/
間違いなく/僕の心の中ではリアルなことだったんだ…
 
終わってしまっているようで実は始まってさえいない…。
 
「母さん,まるで頭に汚物でも降りかかってきているような気分なんだよ…」と
半ば自虐的に繰り返される件と共に綴られる辛辣なリリックは,
あるいそれが叶わぬ愛であることを認めようとしない
主人公の歪んだ独白と言えるのかもしれない。
 
そう/終わってしまったんだ/それでも/僕はすがりつくのさ…
 
甘美なトラックと,それとは相反する無残なリリックが織り成す余りに冷酷なコントラスト。
 
モリッシーの穏やかなヴォーカリゼーションとジョニー得意のアルペジオが
強烈な哀感を湛えて胸を打つ名曲だ。
 

I Know It's Over

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The Smiths - The Queen Is Dead - 1986 ♯3 I Know It's Over 歴史的傑作 The Queen Is Dead 収録曲中にあって一際印象的なバラード・ナンバー。   シングル化こそされていないもの...
XTC - Skylarking - 1986
♯4 That's Really Super, Supergirl

トッド・ラングレンによるプロデュースが話題となった
1986年の 9th アルバム Skylarking 収録曲。
 
シングル・リリースこそされていないものの,珠玉のポップ・ソングが並ぶ
その Skylarking にあって僕が最も好きなナンバーだ。
 
職人気質のトッドとフロント・マン,アンディ・パートリッジによる
激しい対立でレコーディングが停滞,一時は完成が危ぶまれた
Skylarking だったが,そうしたこだわりと言うか,衝突,葛藤が時に見事な
結実を見せる好例だとは言えるのかもしれない。
(こうした捻くれたポップ・センスを感じさせるバンドはめっきり減ってしまったな。)
 
ちなみに,本レヴューとは何の関係もない話ではあるが,実のところ,
僕は SUPER☆GiRLS の浅川梨奈ちゃんの熱烈なファンである。
 

That's Really Super, Supergirl

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XTC - Skylarking - 1986 ♯4 That's Really Super, Supergirl トッド・ラングレンによるプロデュースが話題となった 1986年の 9th アルバム Skylarking 収録曲。   シングル・...
The Wallflowers - One Headlight - 1996
 
ボブ・ディランの息子,ジェイコブ・ディラン率いるザ・ウォールフラワーズ,
1996年の 2nd アルバム Bringing Down the Horse からの 2nd シングル。
 
1997年のグラミーでは Best Rock Song と Best Rock Performance by a Duo
or Group with Vocals の2部門を受賞,加えて,オルタネイティヴ,
メインストリーム,アダルト・オルタネイティヴと,ビルボードの全ての
エアプレイ・チャートを制した史上初のナンバーでもある。
 
どちらかと言えばかなり地味,一聴してそこまでヒット・ポテンシャルの
高い楽曲ではないようにも思われるし,相も変わらず難解な
ジェイコブのリリックにはやや興が削がれるというのが
正直になところだが,この曲のサビのメロディはやはり秀逸。

加えて,僕はこの曲のMVにおけるジェイコブの佇まいがたまらなく好き。

オーバー・アクションを排した渋いパフォーマンスと如何にも気だるそうなその表情,
次代のセックス・シンボルとしての魅力も十分だと思うのだがどうだろう?

One Headlight

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The Wallflowers - One Headlight - 1996   ボブ・ディランの息子,ジェイコブ・ディラン率いるザ・ウォールフラワーズ, 1996年の 2nd アルバム Bringing Down the Horse からの 2nd シングル。...