Mr. Brightside

今年のグラストンベリー・フェスティヴァルでヘッドライナーを務めたザ・キラーズ。

US産のバンドとしては数少ない僕のフェイヴァリットである彼らのステージにゲストとして登場したのが,これまた僕の大のフェイヴァリットであるペット・ショップ・ボーイズジョニー・マー

ブランドン・フラワーズはザ・スミス,ニュー・オーダーからの影響を公言しているし,過去に Why Don't You Find Out for Yourself をカヴァーしたりもしているから,彼らとの共演自体に全く違和感はないが,僕にとってこれはやはり嬉しいサプライズ。ジョニーとのステージではザ・スミスの名曲 This Charming Man,そして,この日の最後のナンバーとなった Mr. Brightside が披露された。(いや,しかし,ジョニーは何をやっても本当に様になる…。)
 
The Killers - Mr. Brightside - 2003

Mr. Brightside2003年にリリースされたザ・キラーズの記念すべき 1st シングル。

再リリースされた2004年に全英・全米共に最高10位を記録,トータル・ギター・マガジンの The Greatest Guitar Riffs of the 21st Century で第9位,ローリング・ストーン誌の The Best songs of the 21st Century では第48位に選出されている。

彼らの仰々しいサウンド・デザイン(誉め言葉!)は2006年の 2nd アルバム Sam's Town で確立されたとも言えるのだろうが,粗さというかまだ初々しさを残すバンド最初期のこのナンバーも,何とも味わい深い独特の魅力を湛える。

映画「ムーラン・ルージュ(2001年・米)」をベースにした見事なアイディアと編集で MTV Best New Artist in a Video を勝ち取ったMVと共に深く心に残る1曲だ。



 

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