Bling (Confession of a King)

The Killers - Sam's Town - 2006
♯4 Bling (Confession of a King)
 
極めて個人的な話になってしまうので詳細は避けるが,ザ・キラーズの 2nd アルバム Sam's Town がリリースされた2006年当時は,公私共にゴタゴタしていて体力的にも精神的にも疲弊がピークに達していた時期。
 
それだけが理由というわけでもないのだろうが,仰々しいサウンドとメロディでドラマティックというには余りに大袈裟な盛り上がりを見せるその Sam's Town は,すっかり弱り切った僕の胸をダイレクトに打った。
 
とりわけ,終盤,予想外にエモーショナルな展開を聴かせるこの曲は,アルバムからのヒット・シングル When You Were Young 以上に僕の涙腺を刺激した。(いや,実際,何度号泣したことか…。)
 
さすがに当時のような感動を僕に与えることはもうないが,スタジオ・テイクのみならず,彼らのライヴにおけるこの曲の再現性はいつ聴いても見事。
 
少々苦い僕の人生の1ページと共に深く記憶に残る1曲だ。
 
 
 
 

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