This Charming Man

The Smiths - This Charming Man - 1983

1983年にリリースされたザ・スミスの 2nd シングル。
 
その後のバンドの方向性を決定づけたとも言えるこの曲は,初期の楽曲では Still IllWilliam, It Was Really Nothing と並んで僕が最も好きなナンバーの1つだ。
 
皮張りのシートが/こんなに滑らかだってのに/君は/何を難しく考えているんだい?/
お出かけしてみたいと思うけど/僕には/着ていくような服がないんです/
信じられないね/君みたいにハンサムな少年が/そんなことを気にするなんて…
 
ボーイ・ミーツ・ゲイを連想させるモリッシーの難解かつ文学的なリリックも見事だが,極めてシンプルな構成のこの曲をここまでロマンティックに聴かせるジョニー・マーのプレイはまさに「神懸かり」と言える。
 
数多のカヴァーに溢れるが,ジョニーの驚異的なアレンジ力と変幻自在のアルペジオを超えるヴァージョンはやはり存在しない。
 
 
 

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