A Question of Lust

Depeche Mode - A Question of Lust - 1986
 
前回記事にもその名が登場したデペッシュ・モード。この曲は,全英最高4位を記録した1986年の 5th アルバム Black Celebration からの 2nd シングル。
 
マーティン・ゴアと共にペンを執ったアラン・ワイルダーの嗜好が顕著に反映されたそのダークな世界観ゆえか,全英では最高28位止まり,唯一のトップ10ヒットを記録したドイツを除けば残念ながらコマーシャルなヒットには繋がらなかったものの,多くのリミックスもリリースされたキャリア初期の名曲だ。
 
聴く度に「いつかどこかで耳にした気が…」と強く思う(結局のところ,それが一体誰の何という曲かは思い出せないまま)のだが,僕はそんな郷愁を誘うこの曲のメロディが大好き。
 
スタジオ・テイクでは Somebody に続いてリード・ヴォーカルを担当したマーティン・ゴアが何とも繊細な歌声を聴かせているが,やはり,現代最高のロック・シンガーの1人であるデイヴ・ガーン,その渾身の歌唱に酔いしれたいところではある。
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿