William, It Was Really Nothing

The Smiths - William, It Was Really Nothing - 1984

1984年にリリースされたスタジオ・アルバム未収録の 5th シングルで,僕が最も好きなザ・スミスのナンバーの1つ。
 
ウィリアム/ウィリアム/本当に無意味だよ/ウィリアム/ウィリアム/
本当に無意味だ/君の人生のことさ…
 
一体どうしたらあんなに太った女と暮らせるんだ?/
彼女はきっとこう言うよ/私と結婚してくれる?/
指輪を買ってくれてもいいのよ?/彼女は他のことには興味がないんだ…
 
僕と結婚してくれる?/指輪を買ってくれてもいいんだよ?/
僕の夢には/誰も出てきやしないから/僕以外にはね…
 
ウィリアム(と呼ばれる男性)とのやりとりを通じてモリッシーの結婚観が披露されているが,一般にはモリッシーとアソシエイツのビリー・マッケンジーとの間の短い「友情」について書かれたリリックとされており,事実,「退屈な町で愚かな女性と無意味な人生を過ごしている」と揶揄されたビリー・マッケンジーは,後にリリースされたアソシエイツの Stephen, You’re Still Really Something で強烈な反撃に出ている。
 
スティーヴン/君は/今でも本当に大切さ/イギリスは/ちょっと神経質だっただけなのさ/
ほら/落ち着けよ/スティーヴン/君に例の言葉を贈ろうか?/スティーヴン/さあ/カーテンを降ろそう…
 
さまざまな憶測を呼んだそのリリックの是非はともかく,この曲に聴かれるジョニーの神懸かったプレイは,ただ,ただ,素晴らしいの一言。Still Ill と並ぶ彼のベスト・パフォーマンスと言えるだろう。
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿