Roy's Keen
Morrissey - Roy's Keen - 1997
1997年の 6th アルバム Maladjusted からの 2nd シングル。
Roy’s Keen というタイトルはモリッシー一流の言葉遊びで,サッカー元アイルランド代表,ロイ・キーン Roy Keane の名を捩ったもの。
僕自身は,W杯ロシア大会アジア最終予選の結果も気にならないほどサッカーには無関心だから,当然,ロイ・キーンについても詳しくは知らないのだが,聞けば,キャプテンとしてマンU・伝説の三冠(1998-99)の原動力となり,過去にノエル・ギャラガーが「マンUには吐き気がするけど彼だけは別」と述べるなど,今も多くのサッカー・ファンに愛されているんだとか。
モリッシーは Keane の綴りを「勤勉」を意味する keen に変え,「働き者の窓拭きロイ」の姿に投影してロイ・キーンへのリスペクトを表現したわけだが,この辺は如何にもイギリス人であるモリッシーらしいセンスといったところか。
AllMusic のネッド・ラジェットが「バンドの演奏も含め,もっといいサウンドになったはず」などとケチをつけてはいるものの,なかなかエモーショナルな仕上がりで僕は好きだ。
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