There Is a Light That Never Goes Out

The Smiths - There Is a Light That Never Goes Out - 1992

1986年にリリースされた歴史的傑作 The Queen Is Dead の最大のハイライトとも言える1曲で,この曲をザ・スミスのベストに挙げるファンも多い。

その The Queen Is Dead のリリース時,ラフ・トレードはこの曲を推したものの,ジョニー・マーの強硬な反対によって Bigmouth Stirkes Again のシングル・リリースが決定したという逸話が残されているが,結局,バンド解散後の1992年に正式にシングル・リリースされて全英最高25位,アイルランドで最高22位を記録した。
 
たとえ/2階建てバスが突っ込んできても/君の横で死ねるなら/
それは/なんて素敵な死に方だろう/
たとえ/10トントラックが2人を轢き殺しても/君の横で死ねるなら/
それは/僕の喜び/僕の栄誉なんだ…
 
「ロマンティックにも程がある!」

思わずそう叫びたくなるほど感動的な1曲。モリッシーとジョニー・マーの2人にしか書けない,ロックの新たな領域を開拓したまさに究極のラヴ・ソングだ。

余談だが,2005年にモリッシーによるライヴ・ヴァージョンが Redondo Beach との両A面シングルとしてリリースされており,こちらは全英最高11位を記録。UKインディ・チャートでは見事No.1に輝いている。
 
 
 

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