Everyday Is Like Sunday
Morrissey - Everyday Is Like Sunday - 1988
全英最高9位,アイルランドでは最高3位を記録した1988年の 2nd ソロ・シングル。
スティーヴン・ストリートの美しいトラックに乗せ,この矛盾社会への宣戦を高らかに布告した初期の名曲。ザ・プリテンダーズや10,000 マニアックスなど,数多のカヴァーも溢れるキャリア屈指の人気曲でもある。
「核爆弾よ,早く来い!」という強烈な一節で表現された社会への憎悪がリスナーを否応なく納得させるだけの強烈な説得力で響くが,特に終盤,灰に覆われた町で曲中の主人公が女性(?)に話しかける件は強く胸を打つ。
君が/瓦礫の中からようやく探し当てた/その安物の皿で/
油の浮いた紅茶を/どうか/僕にも分けてくれないかな…?
油の浮いた紅茶を/どうか/僕にも分けてくれないかな…?
ネガティヴな攻撃性という不思議な魅力を湛えた,途方もなく美しい1曲だ。
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