Someday We'll Know
Иew Radicals - Someday We'll Know - 1999
僅か2年でその活動に終止符を打ったニュー・ラディカルズが残した2枚のシングルはいずれも僕の大のフェイヴァリットだが,とりわけ 2nd シングルとなったこの曲は,僕好みの切ないリリックとグレッグ・アレクサンダーの感動的な歌唱が胸を打つ名曲だ。
いつか/きっと/わかるんだろう/愛は/山だって動かせるんだって/
いつか/きっと/わかるんだろう/どうして/空は青いのかって/
そして/いつか/きっと/わかるんだろう/
どうして/どうして/僕が君のために生まれてこなかったのかって…
アメリア・イアハート,エドワード・J・スミス,あるいは旧約聖書のサムソンとデリラといった面々に起こった悲劇に触れながら淡々と自身の心情を吐露する曲中の主人公。
徐々に高ぶる彼の感情は,終盤,そのあまりに美しいリリックと共に一気に爆発する。
虹の端まで行けるチケットを買ったんだ/海に落ちる星を見に行くのさ/
もし/神様に/一つだけ質問できるなら…/
どうして/どうして/今夜/君は僕と一緒にいないんだ…!?
曲中2:25~2:49に聴かれるこの件,特に Why are't you here with me tonight?(←ココ)の一節におけるグレッグの歌唱は何度聴いても鳥肌モノの圧巻のパフォーマンス。
90年代屈指のロック・バラードと言って差し支えあるまい。
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