People Are People

Depeche Mode - People Are People - 1984

多感な思春期,僕の人生観に大きな影響を与えた名曲 Blasphemous Rumours を筆頭に,何とも挑発的な楽曲が並べられた 4th アルバム Some Great Reward は,彼らの長いキャリアにおける大きな分岐点だったと言えるだろう。
 
人種差別と暴力をテーマにしたこの曲は,その Some Great Reward のオープニングを飾る彼らの記念すべき 10th シングル。前作 Construction Time Again から遥かに厚みを増したサウンドと過激なリリック,飛躍的な向上を見せるデイヴ・ガーンのヴォーカリゼーションは,やや軟弱なイメージのあったバンドの変革を高らかに宣言してみせる。
 
彼らの飛躍はまさにここから始まった。
 
 
 

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