Roses in the Hospital
Manic Street Preachers - Roses in the Hospital - 1993
1993年の Gold Against the Soul ツアー。Roses in the Hospital を大合唱するオーディエンスの中で,ハイティーンの僕もまた彼らと共に拳を振り上げていた。
マニックスが僕の大のフェイヴァリットとなったのは 3rd アルバム The Holy Bible からのこと。
Generation Terrorists と Gold Against the Soul の2枚は世紀の糞アルバムだというのが今も変わらぬ僕の見解だが(もっとも,その僕がなぜマニックスのライヴ会場にいたのかという話もあるにはある)Gold Against the Soul からの 3rd シングルとなったこの曲だけは,強烈な説得力でもってハイティーンの僕を惹きつけた。
俺たちは/居場所が欲しかっただけなんだ/「無い」ってことが/
こんなに辛いことだったとはね/秋風に舞う木の葉のような…/1月の洪水のような…/
あんたたちの/糞みたいな愛なんて/俺たちには必要ないさ…
文学的なリリックを除けば稚拙さばかりが目立つ1曲だが,何しろ多感な時期,残念ながらラジオ・エディットからはカットされてしまった We don’t want your f**king love! の件に強く惹かれたこと,あるいは何だかんだと文句を言いながらも彼らの反骨精神に感化されていたという側面もあったのかもしれない。
余談だが,スラングで roses は快楽,hospital は刑務所の意。
終盤に登場する Forever delayed というリフレインは彼らのベスト盤のタイトルにもなっている。
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