Sweet and Tender Hooligan
The Smiths - Sweet and Tender Hooligan - 1995
元々は1987年のコンピレーション・アルバム Louder Than Bombs の収録曲で,1995年のベスト盤 Singles のリリースにあたってプロモーション用にシングル・リリースされた。
哀れな男が/3発の銃弾に倒れたってだけなんです/事故なんです/
問題はないんです/彼は/それほど幸せでもなかったのですし…
問題はないんです/彼は/それほど幸せでもなかったのですし…
疾走するトラックをバックに描かれるのは,裁判官の慈悲を請う身勝手なフーリガンの告白。
哀れな女が/絞殺されたってだけなんです/ベッドで読書中に/でも/問題はないんです/
高齢でしたし/いずれ死ぬはずだったんですから/どうか/責めないでほしいのです…
高齢でしたし/いずれ死ぬはずだったんですから/どうか/責めないでほしいのです…
時に暴徒と化すフーリガンへの批判ではあるにせよ,これを Sweet and Tender と表現する何とも捻くれたセンスこそが社会不適合者・モリッシーのまさに真骨頂。
終盤の「エトセトラ!」の連呼に象徴される煽動的なパフォーマンスも見事だ。
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