A Design for Life

Manic Street Preachers - A Design for Life - 1996

リッチー・ジェイムズの失踪後,バンドの前進を決意して1996年にリリースされた 4th アルバム Everything Must Go からのリード・シングル。UKチャート・デビューで最高位の2位を記録してマニック・ストリート・プリーチャーズを一躍スタジアム級のスターダムへとのし上げた名曲だ。

俺たちは/愛について語ったりはしないのさ/酔っていられればそれでいい/
それ以上浪費しちゃ駄目なんだ/そうしないとお終いだって教えられてきたからな…

労働者階級,階級闘争に関わるネガティヴなリリックとメランコリックなメロディ,ジェームズの圧倒的なヴォーカリゼーションとの対比はあまりに鮮烈。いまだ色褪せぬワーキング・クラスの一大アンセムであり,1997年のUK年間最優秀アルバム Everything Must Go を象徴する1曲と言える。

余談だが,この曲のタイトルである A Design for Life は,ジョイ・ディヴィジョン1978年に自身のレーベル,エニグマからリリースした 1st シングル An Ideal for Living にインスパイアされたものである。
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿