Pure Shores

All Saints - Pure Shores - 1999

あの「タイタニック」の後,レオナルド・ディカプリオが100本ものオファーを蹴って出演を決めたという世紀の駄作「ザ・ビーチ(2000年・米)」にあって,まさに唯一至高の輝きを放つ1曲。
 
悲惨とも言える映画の出来とは裏腹に,ニュー・オーダー,モービー,ブラー,ダリオGらが参加したサウンド・トラックは聴き応え十分の傑作なのだが,とりわけこの曲は今でも僕の大のお気に入り。
 
ウィリアム・オービットの冴え渡るサウンド・デザインはもちろん,この曲でもクレジットに名を連ねるシャズネ・ルイスのソングライトも見事。
 
結成当初からメンバーであるシャズネがソングライトを手掛けてきたという点が他の数多のガールズ・グループにはない強みであり,それこそが彼女たちの息の長い活動の秘訣なのかもしれない。
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿