Your Love Alone Is Not Enough

Manic Street Preachers - Your Love Alone Is Not Enough - 2007

ジェームス，ニッキー，それぞれのソロ・プロジェクトを経て2007年にリリースされた 7th アルバム Send Away the Tigers からのリード・シングル。

 

ニッキーが「最も過小評価されているバンドの1つ」と語るザ・カーディガンズのニナ・パーションをフィーチャーした，何ともマニックスらしい1曲だ。

 

「みんなはリッチーについての曲だと思うかもしれないね。このバンドで成功して，その気になれば素敵な彼女だって手に入れられたはずさ。俺たちはアイツを愛していたのに…。曲中にはこんなフレーズがあるんだ。『俺は／遠くまで見通していたはずだった／お前に／微笑み方を教えてやれたはず／泣き方だって…』誰かがもっと何かしてやれなかったのか？っていうね，そんな後悔の念なんだよ（ニッキー・ワイアー）」

 

リッチーの死を連想させるリリック，そして，一聴してそれと分かるマニックス節全開のトラックとジェームスのパワフルなヴォーカル。ファンであれば思わず涙する，そんな1曲だろう。