A Nine Days' Wonder

Akeboshi - Akeboshi - 2005
♯7 A Nine Days' Wonder

Akeboshi こと明星嘉男がインディーズ時代に残した3枚のミニ・アルバムから選曲された初期のベスト盤 Akeboshi は今も変わらぬ僕の愛聴盤だが,全13曲中,僕が最も好きなのがこの曲。
 
昔どこかで確かに聴いたことがあるような,しかし,それが何時,何処だったかのをどうしても思い出せない,そんな郷愁漂う美しいメロディとリリック。僕は特に次の2箇所のリリックの対比がたまらなく好き。
 
One day she said in the usual tone
That I don't shine anymore
So I laughed and said “Can you bring it back?”
She stands alone watching the leaves fall
 
ある日/彼女はいつもの調子で言った/もう/僕は輝いてないんだって/
僕は笑って言った/「君が取り戻させてくれないか?」/
彼女は立ったまま/ただ/落ち葉を眺めてた…
 
Now I don't listen to him this time
I packed my bag and I walk to the bus stop
Stars start falling down like a yellow rain, like fire-works
I stand alone watching stars fall
 
今は/彼の言葉に耳を傾けずに/僕は/荷物を背負って/
バス停へと向かう/黄色い雨みたいに/花火みたいに/星が降り注ぐ/
僕は立ったまま/ただ/星を眺めてた…
 
正直なところ,どこか鼻につく Akeboshi 本人の歌唱だけはいまだにあまり好きになれないのだが,ともかくも彼のキャリア初期を代表する名曲だ。
 
 
 

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