Semi-Charmed Life
Third Eye Blind - Semi-Charmed Life - 1997
時折しもグランジ,オルタネイティヴ・ブームがシーンを席巻する中,鮮やかに全米チャートを駆け上がった90年代US屈指の名曲。
「明るくてキラキラしているように聴こえるだろうけど,それは表面だけの話。これはそんな曲じゃないだろう?(スティーヴン・ジェンキンズ)」
フロント・マンであるティーヴン・ジェンキンズがこう語っているように,どこまでもキャッチィなトラックをバックにスティーヴンが軽快な節回しで綴るのはドラッグに溺れて破滅へと向かうカップルの悲惨な物語。
1曲の中に「陰」と「陽」を絶妙に共存させるというこのバンドの魅力が最も顕著に表れた1曲だと言えそうだが,小難しい事は考えずに,体を揺らして共に口ずさむというのがこの曲の正しい楽しみ方と言えるだろう。
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