Winning Days

The Vines - Winning Days - 2004

2004年にリリースされた同名アルバムからの 3rd シングル。
 
その奇行ぶりが話題となったフロント・マンのクレイグ・ニコルズと同じ精神疾患を抱える青年による犯罪被害の経験のある僕にとっては良くも悪くも印象深い1曲だ。(もちろん,被害とは言ってもそこまで大事ではなかったのだが。)
 
このシングルのリリースと時期を同じくしてクレイグの病状が悪化。度重なる暴行事件の末,バンドは活動休止を余儀なくされてしまうわけだが,それだけにこの曲にはどこか脆さと言うか刹那的な危い魅力があるように思う。
 
特に,破滅へと向かうクレイグが見せた最後の煌きのようにも思われるラスト1分間は感動的なまでに美しい。
 
 
 

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