There She Goes

The La's - There She Goes - 1988

あのノエル・ギャラガーをして「同世代が誇るべきメロディ・メイカー」と言わしめ,彼がベスト・バンドの6番目に挙げているザ・ラーズの 1st アルバム The La's からの 2nd シングル。

もともとは1988年にリリースされたシングルで,The La's からカットされた1990年にUK最高13位を記録。この曲が彼らの唯一のビッグ・ヒットということになるが,NME The 50 Greatest Indie Anthems Ever45位にランクされるなど今なお後のUKギター・ポップに多大な影響を与えたとされる彼らに対する絶大なリスペクトの根拠となっている。
 
もっとも「好き」という前提で敢えて書けば,単純なリフとコーラスのみが繰り返されるこの曲は少々過大評価されているという気もしなくはないというのが僕の本音。アコースティックを基調としながらどこか彼らが影響を受けたというルーツ・ミュージックの匂いを漂わせたサウンド・デザインが当時は必要以上に新鮮に感じられたのかもしれない。

もちろん,珠玉のポップ・ソングであることに異論の余地はないのだが。
 
 
 

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