Bittersweet

Everything but the Girl - Eden - 1984

♯2 Eden

この強烈な喪失感…。シングル・リリースこそされていないものの，1984年のリリースされた EBTG の 1st アルバム Eden の中では僕が最も好きな1曲だ。

 

所謂「ニュー・ジャズ」の立役者，ロビン・ミラーによるプロデュースの下，ジャズやボッサノヴァを巧みにアレンジしたスタイリッシュなサウンドとは裏腹に，やるせなさと言うか，何とも言えぬ物悲しさが全編を覆う。

 

独特の憂いを帯びつつこの曲の世界観と見事にフィットしたトレイシー・ソーンのヴォーカルも素晴らしい。