Spinning Toe-Hold

CREATION - Spinning Toe-Hold - 1978

まだプロレス中継がゴールデンタイムに放映されていた頃,父親に連れられて何度か興行に足を運んだのも今となってはずいぶん遠い日の思い出。(小学校低学年の話ゆえ,記憶も甚だ曖昧ではあるが,秋田市民体育館での興行だったと思う。)
 
テレビ中継,あるいは父親の影響だったのか,全日派だったわが家の当時のアイドルはドリーとテリーのザ・ファンクス。(僕は兄のドリーが好きだった…と思う…)。
 
ザ・シーク,ブッチャーとの血みどろの抗争を知る年齢ではなかったにせよ,半失神で戦闘不能に陥ってしまった馬場の回復を待つ間,ハンセン,ブロディの超獣コンビの猛攻をたった一人で絶え凌ぐドリーのPWF世界タッグ王者決定リーグ戦での奮闘ぶりは,まだ幼かった僕を強烈にインスパイアした。(かなりの美化および誇張の可能性あり。)
 
そのザ・ファンクスの入場テーマに使用されていたのがこの曲。
 
当時から大好きな1曲ではあったが,この年齢になって聴き返して改めてみると,改めてそのクオリティとバンドのスキルの高さに驚かされる。もちろん,僕自身はこのバンドをリアルに知る世代ではないのだが,なるほど,あの大槻ケンヂが絶賛し,松本孝弘がカヴァーするのも納得の出来。
 
しばらくパワー・プレイというのもいいかもしれない。
 
 
 

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