Sunny
Morrissey - Sunny - 1995
オリジナル・アルバム未収録の 23rd シングル。
元々はボクサーズ・ツアーのプロモーション・シングル Boxers の B-side 用に書かれた1曲で,4th アルバム Southpaw Grammar リリース後の1995年にシングル・リリースされた。
ああ/君の腕に巻かれた/ジーン・ベルト/ああ/サニー/
胸が張り裂けそうだよ/そして/硬くなった肌に刺さったままの針/
サニー/僕は泣き叫ぶ/理解できたから/
あの針が/君をどこに連れ去ってしまったのかを…
当時,ボクサーの間に蔓延していたというドラッグが生む悲劇を綴った1曲だが,作曲を担当するアラン・ホワイトの義兄(ドラッグの過剰摂取で死去)に言及した1曲であるとも言われている。
AllMusic のジャック・ラピッドは「所詮 B-side レベル」と無礼極まりない評を残しているが,物悲しさと共に何とも言えぬ優しさを湛えたモリッシーの歌唱が僕は好きだ。
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